金沢から恵比寿に引越して出張先でだらだら飲み歩く記録
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営業ツールとしてのブログ考察
2007-08-17-Fri  CATEGORY: 雑談
最近はなかなか片町の店舗のホームページなんかも増えてきて、ようやく雑誌メディアへの単一依存状態という泥沼から脱却し、新たな広告メディアとしてのウェブという物に目を向け始めたのかなと思っているのだが、そもそもインターネット上にて情報配信を行う場合は、特になんの免許や技術も必要とされる事はない。その最たる物はいわゆるブログと呼ばれるコンテンツマネージャーシステムであろう。

その為、現在の主流として店舗スタッフ等によるブログ配信をメインコンテンツに据えるホームページは増加の一途を辿っている。今回はそのスタッフブログという存在の考察などを、ホームページ制作サイドの観点から書いてみたいと思う。
例えばテレビやラジオの配信には免許がいるし大変な機材が必要であり、とても一般人には不可能である。雑誌も原稿制作から印刷からとても手間がかかるものであり、一般人には難しい。そんな中現れたのがインターネットであり、何の免許も特に専門的な知識もいらず、無料ブログ等を使用すれば全くコストをかけずに始める事が出来る夢のようなお話であろう。名前等を入力してボタンを押せばその瞬間から自分のブログや掲示板が持てるのである。インターネットに慣れていない人にとってはこれはもう魔法と同義かもしれない。
そうしてブログというのは急激にユーザーを増やしたわけだが、これほどの浸透を見せる中で実際に営業に貢献しているかといわれれば、疑問符を付けざるを得ないのが現状であろう。当然ブログを書いている店舗の中には、営業効果等を全く気にせずまさに個人の日記帳として書いている人もいる事はいる。だが営利団体として活動している店舗において、記事の投稿という手間をかける以上はその見返りを必ず期待するのが商売人ではないだろうかとも思う。

これらの要因としては幾つか考えられるが、最大の要因としては「店側が見せたい情報」と「客側が見たい情報」の食い違いであろう。つまり現在のブログというのは、そのお店のブログだから見ているだけであって、見た内容自体になんら感動を覚えない事が多い。感動を覚えないから見た事が印象に残らない。印象に残らないので片町に出た時には既に忘れている。もっとも客側が見たい情報の中には、店側が見せなくない情報が多く含まれている事は否めないのだが、それでもその両者を共有するテーマというのは存在するのだ。
ちなみにこのブログでも、店には基本的にブログを書いている人だという事は伏せて行くようにしている。帰りにブログのアドレスを書いた名刺を渡してくるのでその時点でわかるという感じなのだが、ブログを書いている人だということが最初にわかってしまうと「店側が見てほしい情報」を見せられる気がするということへの防御策という事である。あくまでも「客側が見たい情報」を重視しているのでこれだけアクセス数が増えたのかなとも思っているので、このスタンスは維持したいと思っている。まあ高級ラウンジに30そこそこの若造が突然一人でやってくるとか、明らかにばれてるだろ!とか思わなくもないけど。(^-^;;;

次の要因としては、インターネットにおける無料の魅力とでもいおうか。長く雑誌メディアやテレビメディアに法外な値段で広告料を搾取され続けていた反動もあってか、とにかくインターネットに関しては「ノーリスクハイリターン」を求める人が多い。ウェブ広告に対しては一円も使いたくないが、他メディアの広告以上の効果を出したいという考え方だ。
断言すると、そんなうまい話は世の中にはない。「ノーリスク」で得られるのはあくまでも「ノーリターン」である。資金や手間などの投資の分だけ効果が現れるのは商売の基本であり、通常であればそれを知らない人達ではないのだが、ことインターネットという未知の物体に相対すると、まるでそれが特別な物や魔法のように勘違いしてしまい、何も投資をせずに充分な効果が得られるのだと思い込んでしまう事が多いのである。
とりあえずブログを用意して、あとは適当にスタッフの男の子や女の子に記事を書かせておけば、ブログを見てお客さんが来るだろう。そういう発想だ。

そして最後にターゲットの絞込みが出来ていない事が多い。我々ウェブデザイナーはまず最初に、誰に見せるのかによって構成やデザイン等を決めていく。当然ブログに投稿する記事も、想定するターゲットによって記事の内容というのは変わってくるものだ。

じゃあ実際にどうすればいいのか?これはまぁ店舗の運営スタイル等にもよって違うので一概には言えないが、とりあえず考えるきっかけとしてどういう風に企画を進めていくべきかというのを検証してみることとする。まず最初に、ターゲットを絞り込む。大まかに分けると「新規客獲得」か「リピーター確保」かという事になるだろうか。そしてそのターゲットが何を求めているのかを把握する。そしてそれを投稿するにあたっては出来ることを全て行う。

具体例を示してみよう。新規客をターゲットにしたショットバーのブログがあるとする。行ったことのないバーに行ってみようと思わせるきっかけは何かを考えると、やはりバーテンダーの技術や知識ではないだろうか。ではカクテルメニューの紹介などを皆見たいのかと考えると、それを見たところで恐らく行ってみようと思う人は少ないだろう。では読者のリクエストに答える形でオリジナルカクテルを作るブログにしてみてはどうだろう。自分のリクエストしたカクテルが紹介されるとすごい!と思う人は多いだろうし、そういう印象は片町に行っても残っているものである。ふと思い出して行ってみようかなと思わせるには充分だろう。それにブログにて既に共通の話題が作られたわけだから、初めて入る店であってもそんなに抵抗なく入れるものだ。「あのカクテルをリクエストした者です」「おお、あなたでしたか!」みたいな感じで、初めて行ったのに初めてじゃないようなリラックスした雰囲気を作り上げることが出来る。そしてそれを記事として投稿する際には惜しげもなく手間をかけること。カクテルの作成状況を順番にデジカメで撮って時系列に表示してもいいし、最近では有名なYouTubeなんかもあるし動画の撮れるデジカメも多いだろうから、動画で紹介なんかもいいだろう。ここで手間を惜しむと全て台無しだ。写真なども撮影用にミニ三脚などを買ってきたり、綺麗な写真を撮るのに発泡スチロールなんかを切ってレフ板などにして光源を作るなど、出来る限りの事をしよう。
自分でも家でやったら出来そうだなと思われるような記事では感動を生み出せない。そもそも客とは専門技術にお金を払うのだ。それは料理技術であったり接客技術であったりブレンドの知識であったりするのだが、それをうまく伝える為にはそれ相応の手間や投資が必ず必要になるのである。

これはほんの一例ではあるが、なんとなく雰囲気はつかめるだろうか。まぁこれも例として書いただけなのでこのままだとダメで、そこに至るまでの経緯も大事だ。なのでじゃあ明日からリクエストブログをやろうと思っても多分無理なんであしからず。(^-^;;;
ラウンジやキャバクラやダイニングバーなどでも基本的な考え方はほとんど同じだ。まずターゲットを決めて、そのターゲットの気持ちになって考えてブログの方向性を決めるという事だな。執筆者が複数いる場合は定期的に編集会議などを開くのも良いだろう。

こと片町に関してはまだまだインターネット黎明期であると言えるだろうから、みんな手探り状態なのはわかる。だが逆に考えれば、今だからこそ抜きん出るチャンスでもあると言える。小金を惜しんで大枚を逃すのか、今までと比較にならない安価な投資で最大限の効果を得るか、今一度経営者としてインターネットに対する広告という概念を考え直してみるのも如何だろう。
インターネットにそれ程詳しくない経営者はここでどう考えるかというと「わからないからとりあえず放っておく」のだ。逆にいうとそこで開き直ってしまい、そういうことを全て自分でやろうとせずに全てプロに任せてしまうのも選択肢の一つであろう。何もしないのが最も最悪の選択肢であるということだけは理解してほしいのだ。

企業ホームページが、在るだけでよかった時代が終わり、ホームページのクオリティがそのまま会社の品質として受け取られるようになった昨今の状況は、ある程度の社会人ならわかるだろうか。片町も今はブログが在るだけでいいという状況にはあると思うが、必ず歴史とは繰り返すものである。近い将来クオリティが要求されるようになるのは目に見えている。
テレビ離れや雑誌離れ(※)が急激に進む昨今、今からインターネットでの広告に目を向けることが、10年後新しい世代のママ達に華やかな片町をバトンタッチする為の我々の役目ではないだろうかと思う次第である。

※参考ホームページ
http://japan.internet.com/wmnews/20021025/5.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/20/news083.html
http://blog.japan.cnet.com/nakajima/archives/003268.html
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